WOVNデバッグモード機能 (自動翻訳)
WOVNのデバッグモードは、アプリオペレーターモードを有効化することで、アプリ開発とテストを効率化します。このモードは「レポートをアプリオペレーターのみに制限」設定と組み合わせることで、高速なレポート/翻訳更新を実現しつつユーザーのプライバシーを保護します。
主な利点
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フィードバッ クサイクルの加速
開発中に迅速なレポート作成と再翻訳を可能にし(約10秒ごとの更新)、リアルタイムフィードバックを実現 -
プライバシー保護
デバッグ環境でプライバシー制限を適用し、エンドユーザーデータのWOVNへの送信を防止
機能概要
デバッグモードを有効化すると、以下の特徴を持つアプリオペレーターモードが活性化されます:
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頻繁な更新
コンテンツの再翻訳とデータレポートを10秒ごとに実行し、リアルタイムフィードバックを提供 -
プライバシー保護措置
デバッグ環境におけるデータレポートをアプリオペレーターに限定
有効化方法
方法1: プログラムによる有効化
WOVNライフサイクルコールバックコンストラクタを使用してコードでデバッグモードを有効化。isDebugMode
にtrue
を渡すことでデバッグモード
が有効になり、アプリオペレーターモード
が開始されます。一般的な使用例として、BuildConfig.DEBUG
を使用してデバッグビルド時のみデバッグモードを有効化します。
public WovnActivityLifecycleCallbacks(boolean isDebugMode)
実装例(Java):
class MyApplication : Application() {
override fun onCreate() {
super.onCreate()
this.registerActivityLifecycleCallbacks(WovnActivityLifecycleCallbacks(BuildConfig.DEBUG)) // BuildConfig.DEBUGに基づいてデバッグモードを有効化
}
}
BuildConfig.DEBUGに関する注記
Androidビルドシステムはこのフラグを自動的に設定します:
- デバッグビルド(開発/テスト環境)では
true
- 本番リリースでは
false
これにより、手動設定なしで環境を自動的に切り分けられます
方法2: WOVN設定画面から有効化
初期設定後にアプリインターフェースから有効化:
- アプリ情報 → 翻訳設定に移動
- 検証用トークンにWOVNト ークンを入力
- デバッグモードスイッチをONに切り替え
詳細設定手順はアプリ情報へのWOVN設定統合ガイドを参照
動作確認(v3.5.0以降)
プログラムで有効化状態を確認:
val debugStatus = Wovn.getDebugStatus()
// デバッグモード状態を含む人間可読なステータスを返却